糖尿病の初期症状

糖尿病の初期症状とは

糖尿病の症状でもお話した通り、その兆候を感じることなく、血糖値がじわじわと体を蝕んでいくのが糖尿病の実態です。
したがって、初期症状にいかに早く気づけるか?
血糖値が高いと診断された時から、しっかりと予防対策を行ってきたかどうかがポイントになります。

 

糖尿病の初期症状として報告されている症例

 

・よく喉が渇く(水を飲む量が増えた)
・尿の量や回数が増えた気がする
⇒血糖値が高くなると、のどが異様に渇く、その結果として水分の補給回数が増えると言われています。体の中の過剰なブドウ糖を体外へ排出するためであるという説も存在しますが、実際のところは詳しい原因が分かっていません。

 

 

・体重が減ってきた気がする
糖尿病の場合、摂取したブドウ糖が効率的に筋肉組織へ届けられない状態になっています。(これをインスリン抵抗性と言います)つまり、食べているのに、体にエネルギーが取り込まれないので、食べてもブドウ糖がエネルギーとして正常に利用できず、体が痩せてくるのです。体格がよかったのに、ある時を境に段々と痩せてきた場合は、糖尿病の疑い有りです。

 

 

・全身がだるく、疲れやすい感じがする
⇒インスリン抵抗性が出来ているので、ブドウ糖をしっかりとエネルギーに変換できません。その結果として、体力が低下して疲れ易さを感じる様になるのです。

 

 

・手足のしびれを感じる様になってきた
⇒糖尿病性神経障害は、糖尿病の三大合併症のうち、もっとも早くその症状があらわれてくる病気です。手足の痺れや顔面の強張りなどの症状が体に出てきます。

 

 

・月経異常(生理周期がおかしい)
⇒女性特有の糖尿病として、妊娠糖尿病や多嚢胞性卵巣症候群と不妊の病気が存在します。これらは卵巣内でのインスリンの作用が低下したために発生する病気です。

 

 

 指摘されている代表的な初期症状とは、上述の症状のほかにも、倦怠感や目のかすみ、性欲減退、便秘といった形で体に不調を訴えています。視界がぼやけたり、かすんでいたりする場合、そのまま放置してしまうと糖尿病性網膜症や白内障を引き起こす可能性があります。網膜の様に細い神経や血管が集中する部位は、過剰なブドウ糖(糖類)の流入による血管損傷に弱く、血管が切れたり傷ついたりしやすくなっています。

 

 健康診断で、血糖値が高いと指摘される、或いはHbA1cの数字が高いと診断書に記載された場合は、そのまま放置せず、一度医師の診察を受けることをお奨めします。また、糖質を過剰に摂取してしまう日ごろの生活習慣を改めるのも良いでしょう。ジュースや、ビールの様に糖質の多い飲料を毎日何本も飲んでしまっている場合は、すこしづつ分量を減らす様に努力してみましょう。